1.2013年度大会の報告 2013年度の大会は、7月6日(土)13:00より、三田キャンパス南校舎455教室にて開催された。出席者は約70名であった。
1-1. 自由報告 自由報告は、山腰修三氏(慶應義塾大学)の司会にもと13:15より行われた。 「日本における公立学校の日本語指導員が果たす『スクール多文化ソーシャルワーカー』としての役割―愛知県豊田市の事例からの考察―」 2.(一般報告)鳥越信吾(慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程) 「〈生きられる共時性〉と〈同時性〉」
1-2. シンポジウム 「生きられる経験/当事者/当事者研究」 シンポジウムは、岡原正幸氏(慶應義塾大学)の司会のもと14:30より行われた。 【報告】 1.熊谷晋一郎(小児科医・東京大学特任講師)「生き延びるための研究①」「当事者研究の背景と理論」 2.綾屋紗月(東京大学特任研究員)「生き延びるための研究②」「実践『塊魂(かたまりだましい)』と向き合う?『社会性の障害』を問い直す当事者研究」 3.宮下阿子(法政大学大学院社会学研究科博士課程)「当事者と他者のあいだで-<摂食障害>の生きられた経験へ」 4.澤田唯人(慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程、日本学術振興会)「“臨床現象学”は社会学に何をもたらすか?構築主義のあとで〈生きられた経験〉を問うこと」 コメンテーター: 小倉康嗣(立教大学)・好井裕明(日本大学)
1-3.総会の報告 13時00分より、総会が開催され、会長挨拶の後、事務局より、2012年度会計報告、同会計監査報告、2013年度予算案等について説明が行われ、それぞれ承認を得た。
1-4.懇親会の報告 三田・大連にて、18時30分より、2時間ほど開催された。出席者は12名であった。 |
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