1.2009年度大会の報告
2009年度の大会は、7月11日(土)10:00より、三田キャンパス西校舎513教室にて開催されました。出席者は71名でした。
1-1. 自由報告
自由報告は、濱日出夫氏(慶應義塾大学)の司会で10:00から行われました。
1.三谷文栄(慶應義塾大学)「2007年慰安婦問題におけるメディアの役割―対外政策決定過程の視点から」
2.藤原眞砂(島根県立大学)「日本の若い父親は金持ちで時間貧乏か-所得と労働時間に関する関係について」
3.山岸健(慶應義塾大学名誉教授)「ソローの耳とヘレン・ケラーの手 -世界体験/音 音楽 音楽風景/モチーフと方法、アプローチ」
1-2. 慶應義塾創立150年記念イベント シンポジウムⅠ「『国際社会学』の到達点」
本大会のシンポジウムは、慶應義塾創立150年記念イベントの一環として行われました。
シンポジウムⅠは、上記のテーマで、塩原良和氏(慶應義塾大学)の司会のもと13:15より行われました。
【報告】
1.塩原良和(慶應義塾大学)「『国際社会学』を問い直す -多文化主義研究の視座から」
2.木村真希子(明治学院大学)「辺境から見た国際社会学」
コメンテーター: 小井土彰宏(一橋大学)・石井由香(立命館アジア太平洋大学)
1-3. 慶 應義塾創立150年記念イベント シンポジウムⅡ 「地域研究とオーラルヒスト リー」
シンポジウムⅡは、上記のテーマで、鈴木正崇氏(慶應義塾大学)の司会のもと、15:30より行われました。
【報告】
1.小林多寿子(日本女子大学) 「オー ラルヒストリーと地域における個人の<歴史化>」
2.倉沢愛子 (慶應義塾大学)「文献とオーラルの効果的併用の一例 -日本軍政期のジャワにおける行政官大量罷免事件の真相をめぐって」
3.清水透(慶應義塾大学)「<経験>と他者理解 -メキシコ・チアパスにおける聞き取り調査を踏まえて」
4.柳田利夫(慶應義塾大 学)「移動とアイデンティティ生成 -日系二世の生活と地域」
コメンテーター:和崎春日(中部大学)・荒井芳廣(大妻女子大学)
1-4.総会の報告
自由報告終了後、13時00分より、総会が開催され、会長挨拶の後、事務局より、2008年度会計報告、同会計監査報告、2009年度予算案について説明が行われ、それぞれ承認を得ました。
1-5.懇親会の報告
三田・中華飯店にて、19時00分より、2時間ほど開催されました。出席者は20名でした。